セロトニンと女性ホルモンの関係性は?

ここでは、さまざまな病気を引き起こす、セロトニンと女性ホルモンの関係について解説します。

女性ホルモンと病気の関係

神経伝達物質であるセロトニンと女性ホルモンの関係は、精神の病気と深いかかわりがあります。月経の前後になると、イライラしたり不安になったりと、精神状態が不安定になる人は多いのではないでしょうか。こうした月経前症候群(PMS)や月経前不機嫌性障害(PMDD)、月経前のうつ症状の増悪(PMED)、産後うつなどの症状は、女性ホルモンの中の「エストロゲン」が欠乏することによって起こると考えられています。

この「エストロゲン」とは、セロトニンの合成を促進する作用がある女性ホルモンの一種。「エストロゲン」が欠乏すると、セロトニンの濃度や機能が低下し、これらの精神疾患のほか、片頭痛や動悸・めまい・のぼせなどの更年期障害の症状を引き起こすケースもあるのです。

女性ホルモンの減少のマイナス効果を抑えるには

こういった女性ホルモンの減少による不調やマイナス効果を抑えるためには、セロトニンを活性化する生活習慣を心掛けることが大切です。

毎朝起きたら日光を浴び、リズム運動などで体を動かし、ストレスを溜めない生活がセロトニンを増やすコツです。運動はウォーキングやスクワット、体操などもおすすめ。日々の習慣として、深呼吸を取り入れるのもよいでしょう。セロトニンが満ち足りている人は、気持ちが前向きで生き生きとしており、直観力に優れるなど、多くのメリットがあります。

セロトニンを活性化する方法

上記の運動とともに、セロトニンを活性化するためには、毎日の食生活もポイントです。セロトニンを作り出すために必要な栄養素は、必須アミノ酸である「トリプトファン」と「炭水化物」と「ビタミンB6」。この三つの成分をあわせて摂取することが必要です。とくにセロトニンの材料となる「トリプトファン」は、チーズやヨーグルトなどの乳製品や納豆、豆腐、味噌などの大豆製品に多く含まれています。
また、これらの成分がバランスよく含まれている最もおすすめの食材は「バナナ」です。バナナを1日1本程度、食べることで、セロトニンの生成に役立つといわれています。

また、今注目を集めているのが、セロトニン活性療法です。科学的エビデンスが検証されたセロトニン分泌をコントロールする手技で、15分ほどの施術。施術を受けてみたい、施術を学んでみたい方はチェックしてみてください。